天草の内海、八代海に浮かぶ
周囲4km 標高262mの無人島「産島」
この島は居るだけで生命の根源が満たされる。

神功皇后が応神天皇をご出産された伝説が名前の由来で、
毎年10月の第4土日、ご神体が海を渡る祭礼(産島八幡宮大祭)が催行され
「神様の居る島」として大切にされてきました。

産湯に使ったとされるは今も湧き、
自然豊かなキャンプ場として親しまれています。

この稀有な島の存在をブランド化するための試みとして
2019 年 11 月「UP DINING 産島」が開催されました。


特別なロケーションで “ 食事をする”(DINING)
ことで 、いつのまにか” 活力を得る“(UP)
それが『UP DINING 』のコンセプトです。

地元内外から半々の人が参加、
天草のシェフが創るフレンチと和食のコラボ、
地元食材を生かした特別メニューを堪能しました。

メインサーブの際には、地元の獅子舞が披露され、
厄落としに頭を噛みに来るときは客席が湧きました。


本イベントは、経済産業省委託事業
「ふるさとデザインアカデミー」 に参加した
河浦町の地域おこし協力隊の呼びかけに、

天草のデザイナー、シェフ、映像クリエイターを始め地元が応じて協力、
宮野河内地区振興会主催のモニターイベントとして開催されました。

デザートを終えオリーブリーフティーを手に
誘われるまま夕暮れの風景を見に浜へ。

一面にキャンドルが灯る幻想的な空間にて
サックス&ジャンベ演奏とダンスのコラボレーション

最後は、砂浜に集った参加者スタッフ全員で
それぞれに産島のこれからを思いながら、
かけ声とともに片手をかざし天を仰いだ。

メディア掲載

熊本日日新聞

TKU テレビ熊本

地元絆心会の若者らの協力によるスタッフワーク、
参加者を含めその場を共有した
ひとりひとりの産島への思いが集結し、
イベントは成功となりました。

「産島の新たな可能性を見出した」との声をいただき
メディアでも取り上げられました。

rooms 40

2020年2月
東京で開催されたクリエイティブの祭典「rooms 40」にて
「天草の無人島 産島」として出展、プロモーションを行いました。

天草市長も応援にかけつけ、
ブースでは様々な方面の方からお声がけをいただきました。

今後はまず「産島について話す場」を創ってゆきます。

これまでも様々な取り組みがありましたが、イベントは盛り上がっても単発で終わってしまい、その後につながらなかった経緯があります。


①様々なアイディアをだし、
未来を見すえた 施策をひとつずつ実現 したいと考えています。


②本来の魅力を生かし、
継続的に活動することで 産島をブランドとして確立 してゆきます。


③産島を知る人が広がり、
毎年の 産島八幡宮大祭が活況となる ことをビジョンに活動してまいります。